待機児童数などに関する取りまとめが公表されました

こども家庭庁より、令和6年4月1日時点での待機児童等の状況(保育所等関連状況取りまとめ)及び「新子育て安心プラン」に基づく自治体の取組状況等に関する結果が公表されました。

「保育所等関連状況取りまとめ」とは…
この取りまとめは、全国の保育所等の状況を把握するために毎年実施しているものです。

平成27年度の調査から、従来の保育所に加え、認定こども園・小規模保育施設(うち2号3号認定)の数値が含まれています。

「新子育て安心プラン」とは…
「新子育て安心プラン」は、令和6年度末までに必要な保育の受け皿を整備していく計画です。

具体的には、令和3~6年度までの4か年計画として、第2期市町村子ども・子育て支援事業計画の積み上げを踏まえ、女性の就業率の上昇(令和7年の政府目標:82%)に対応していく計画となります。

今回は、令和3~5年度の実績と、令和6年4月1日時点における令和6年度の見込みを集計したものが公表されています。

まず、令和6年度の「保育所等関連状況取りまとめ」ですが、ポイントとしては以下のとおりです。


次に、「新子育て安心プラン」の集計結果は以下のとおりです。


こども家庭庁は、本プランの集計結果とともに、「待機児童を解消するためには、市区町村において、保育コンシェルジュなどを活用しながら、潜在的ニーズも含めた保育の利用意向を適切に把握し、それを反映した受け皿整備を進めることが重要」であるとコメントを添え、

また、「国としても、毎年度、直近の待機児童の状況等を踏まえつつ、潜在的ニーズにも対応しうる保育の受け皿拡大が着実に進むよう、地域の特性に応じた取組や保育士確保の支援など、市区町村の待機児童の解消に向けた取組への支援を強化していきます」と締め括られています。

詳細は以下リンクをご確認ください。
保育所等関連状況取りまとめ(令和6年4月1日)及び「新子育て安心プラン」集計結果

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